2008年8月14日木曜日

8月10日 晴れ ゲントvsブルージュ



では、ブルージュについて。Bruggeとは‘橋’の意味で、街を縦横に流れる運河には、50以上の美しい橋がかかっているそう。北海と水路で結ばれていたブルージュは、12、13世紀には西ヨーロッパ第一の貿易港となり、中世ヨーロッパの商業の中心として繁栄した。しかし15世紀に入ると、ブルージュと北海を結ぶ水路が沈泥のため浅くなり、商船が出入りできないようになった。水路を閉ざされたブルージュは、都市としての機能は失うが、おかげで中世の景観をそのままに留められた。まさに、中世の町が鍵をかけられ、ひっそりとしまわれてしまったような雰囲気をもっている。
そして、ゲント。中世以来ブルージュのライバルとして歴史に登場していた由緒ある町。現在は東フランドルの中心都市として近代産業都市に生まれ変わり、中世の面影ばかりを偲んではいられない。ただ、芸術家のパトロンとしても、この二つの都市はライバルだったそう。

というわけで、ゲントGentはブルージュより近代的だけど、同じく川の流れる街で、芸術を愛してるなぁという印象。それから、ここには名物料理があって、予想以上の絶品。ワーテルゾーイWaterzooi van Kipという鶏肉の入ったクリームシチュー。日本のクリームシチューになかなか似ている。本当は寒い冬の郷土料理の代表格らしいが、今では季節を問わず食べられる。
イギリスの料理に慣れてきた今日この頃。こういう料理を食べられる喜びは伝わるだろうか?

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